背中で聞こえるユーモレスク
公表年: 2005年 / 歌詞表示
- アーティスト:
- ASKA
- 作詞:
- ASKA / 松井五郎
- 作曲:
- ASKA
- 編曲:
- 澤近泰輔
- ライナーノーツ:
- 自分が若いときは若い層に向かって歌うことが成立していたから、そこに向かってリリースをしていたんだけれど、自分がこの年代になって思うのは、自分たちには自分たちの世代で共鳴できるものがたくさんあるということ。だからそこに向かって音楽を作っていきたい・・・・・・。そういう思いで作った曲です。往年のジャズプレイヤーであり、偶然にも僕と深い縁のある人たちをミュージシャンとして起用したのも、思いを分かち合えると思ったからです。 レコーディングはとても楽しかった。いや、美しかった。音楽は受け継がれ、いつしか異世代と融合し、また新しい世代に新しい楽曲として生まれ変わる。 現役組、引退組なんてミュージシャンも分けられるけれど、彼らのようにプレイヤーとしての感覚を忘れない限り、ずっと現役なんだと思いました。レコーディング終了後、ミュージシャン同士の“今度ステージやりましょう”なんて会話が聞こえてくると、それはもう幸せな気持ちになりました。(ASKA) -2005年TUG OF C&A会報11月号より-